初診時にかかる費用について
3割負担の方で、初診ではおおよそ3,000~4,000円がかかります。
なお、検査や治療の内容によって異なりますので、予めご了承ください。
当院の無痛治療への取り組み
十分なカウンセリング
お悩みやご希望、治療についてのご不安な点などをお伺いします。まずはここでしっかりとお話をして、リラックスしていただくことが治療の際の痛みの軽減につながります。
麻酔の温度管理
麻酔液を36~37℃に温めておき、麻酔注射の際の痛みを和らげます。
表面麻酔
表面麻酔を塗り、そこに注射針を刺すことで、痛みを和らげます。
虫歯治療について
虫歯の進行
C1
歯を構成する層の一番外側、エナメル質に小さな穴が空いた状態です。穴のまわりを削り、レジンを詰めて治療します。ほとんど目立たずに治すことができます。
C2
エナメル質の下の層、象牙質に虫歯による浸食が進んだ状態です。歯を削り、レジンを詰めます。場合によっては、型取りをした上で詰め物を取り付けることもあります。
C3
神経や血管の詰まった歯髄にまで虫歯による浸食が進んだ状態です。歯髄の詰まった根管内を清掃し、消毒し、薬剤を詰める治療(根管治療)を行って歯を残します。その後、かぶせ物を取り付けます。
C4
歯の大部分が溶けてなくなった状態です。根管治療で歯の根元だけを残すのも難しく、抜歯が必要になることがあります。
症状が出る前の早期発見が大切
虫歯の代表的な症状「痛み」は、初期にはほとんど現れません。つまり、痛くなってから受診した場合、歯を削って詰め物を詰めたり、場合によってはかぶせ物が必要になる可能性が高いということです。
初期症状としては、歯が茶色くなったり、白濁したりといった変色が挙げられますが、こちらも患者様が鏡で見ただけではなかなか判断がつきません。症状の現れないうちに定期検診に通い、予防と早期発見に努めることが大切です。
小児歯科について
当院の小児歯科治療
怖がってしまうお子様には、歯医者さんが登場する絵本の読み聞かせ、アンパンマンのぬいぐるみでの遊びなどを通して、不安を和らげてから診療に入ります。
また、お子様が歯科医院を嫌がる原因となる「痛み」も、最小限に抑えて治療を行います。
おかげさまで、「安心して連れて行ける」という保護者様のお声を多くいただいておりますので、どうぞリラックスして、お気軽にご相談ください。
乳歯の虫歯は、永久歯に影響します。
虫歯になった乳歯を放っておくと、お口の中で虫歯菌の多い状態で生え替わりを迎えることとなり、永久歯の虫歯のリスクがぐんと高まります。
乳歯列期からしっかりと予防に努め、虫歯になったときにはしっかりと治療を受けましょう。
お子様の歯を虫歯から守るために
定期的なフッ素塗布
フッ素の力が歯質を強化して、お子様を虫歯から守ります。
3カ月に1度、定期的に受けて効果を持続させましょう。
毎日の仕上げ磨き
小学校2年生くらいまでは、お子様がご自分で歯を磨いた後、保護者様が仕上げ磨<きをしてあげてください。受診の際、仕上げ磨きの方法をお伝えします。
お子様の歯並びに影響する習慣
口呼吸や指しゃぶり、頬杖、爪噛み、舌を出す癖などは、お口回りの筋肉の発達を阻害し、歯並びを乱す原因になることがあります。
強く叱るのではなく、「お口に悪いからやめようね」を根気強く指導してあげましょう。
虫歯は予防できる病気です
虫歯ができると、多くの場合は「削る」治療が必要になります。削った歯は元には戻りませんし、詰め物・かぶせ物は、たとえセラミックなどの優れた材料を選択しても、機能の面では天然歯には敵いません。
定期検診を含めた予防歯科に努め、ご自身の歯やお口の健康を守っていきましょう。